さんちか再整備

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さんちか再整備の概要

都心三宮再整備計画

神戸市では、神戸のまちや経済全体を活性化するため、神戸の玄関口である三宮周辺地区を民間活力の導入を図りながら、再整備を行い、魅力的で風格ある都市空間の実現に取り組んでいます。
また、6つの駅とバス停が集中する三宮交差点を中心とするエリアを「えきまち空間」と位置づけ、

を目標に様々なプロジェクトが進められており、さんちか再整備は「えきまち空間」の一角を担うプロジェクトに位置付けられています。

さんちか再整備の概要

さんちかは、神戸の玄関口である三宮の中心地に位置し、鉄道やバス利用者の乗り換えなど1日約15万人(平日)に利用されています。
一方で、駅間の乗り換え導線の分かりにくさ、人々が集い・にぎわうための滞留空間の不足が指摘されています。また、さんちかは1965年(昭和40年)に開業した施設であり、防火区画など現在の設計基準に適さない事項があります。加えて、さんちか1・2番街はさんちかの顔である区画であるにもかかわらず、そのポテンシャルを活かしきれていない状況です。
これらの課題を解決するため、以下の整備を行います。

  • 市営地下鉄西神・山手線三宮駅から阪神電車神戸三宮駅西口や市営地下鉄海岸線三宮・花時計前駅へ通ずる動線を分かりやすく・回遊性を高め、さんちか1番街内に新たに通路を設置し、「乗換動線の強化」を図る。
  • 日常的な憩いやにぎわい、待ち合わせの場となるような広場にするため、夢広場の拡充において「滞留空間の充実」を図る。
  • 更に安全で安心な地下空間とすべく、防火区画の再構築や速やかに煙を排出する排煙設備の機能向上などを行い、「施設の安全性の向上」を図る。
  • さんちかの更なる賑わいを創出するため、1・2番街を全く新たなコンセプトにより一新させるリニューアルを行う。

完成予定時期

2番街 2024 年 2月 29日 オープン
1番街 2025 年 春頃 予定